シネマフィン*映画のだべり.

HOME ADMIN 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- --/-- 

ポセイドンアドベンチャー

大変。リメイク版が益々痛い(苦笑)

リメイク側の出演者さんたちが「オリジナルとは違った面白さでどーの?…」とか、そんなインタビューを目にすると、既にフォローにしか聞こえな…い…(小声)

いやいや、主人公の設定から既に違ってたんですね。
オリジナル版は牧師さん。リメイク版は昔レンジャーとか軍でがんばってた人?(既に記憶なし…)

オリジナルの牧師さんは、みんなを助けようと‘救助を待たずに自力で逃げる’案を主張しますが、大半はそれに反発。で、それ案に賛同する数名と行動を共にすることに。
リメイクの主人公は、まずは1人だけで脱出を試みようと、独断で行動開始。(もうこっからアレ)それを気にかけた人々の集合体で、結局は行動を共にするハメことになりました。とさ。

こんなパニックジャンルの映画とかって、数をこなしてたくさん見ているわけでもありませんが、一昔前の作品の方がバラエティにとんだパーティ編成で、人間模様も断然おもしろく感じちゃいます!とゆーかオモシロイ!(>◇<)誰が脱落していくのか、結構わからないシナリオが多かったりネ☆

ポセイドン新旧の場合、主人公は必ず誰かとラブラブしなきゃいけない…みたいな、ハリウッド式暗黙の了解的な設定より、熟年ご夫婦の恋愛模様の方が、見ていてずっと心に響きました*
2006 06/17 COMMENT:2 

2006.07.02

見てきました。元の映画版ポセイドンのいい所の全くない映画だという評判は聞いてはいたのですが、感想は「ペーターゼン映画として実に面白かった」というところです。

前に同じ監督作品である「トロイ」について語られたことですが、ペーターゼンというのは
・この世には神も仏もない
・人間は本来的に愚かな生き物で、バカな情念に突き動かされて
 自ら進んで破滅に向かって突っ走るものでしかない
というおそろしく突き放した視点が小揺るぎもしないという、本来、明るいハリウッド映画を絶対に撮っちゃいけない監督。

だから神に挑んで神に迫る人間のドラマである「ポセイドン・アドベンチャー」をペーターゼンに撮らせるというのは、まさに狂気の沙汰なのですが、個人的には「一見前作のように見えて実は前作と正反対になるに決まっている話」が楽しみで待っていて、見てみたら冒頭数分で予感というか期待通りになって嬉しくなってしまいました。
何しろ本来この手のディザスター映画は、まず巨大な船とかビルとか宇宙船とかで、「人間はここまで凄いものを作れるようになった。ああなんて素晴らしいことなんだ。文明万歳。」みたいな明るいムードをたっぷり作っておいてからそれをバーン!とぶち壊すもの。だからポセイドン号でも、巨大なデッキ、ホール、ディスコなんか見せる時は、「わぁ船の中にこんなものを作れるんだ、なんて俺達は幸せなんだろうー」というムードを見せそうなもの。

ところがペーターゼンが演出したポセイドンの中の巨大エレベーターや施設の描写からは、露骨に
「あーあ、こんなもの作っちゃって人間ってなんて馬鹿なんだろうね。見てよこの無意味なモニュメント。ああ虚しい。それにこんなもの天の気まぐれであっさり消えてなくなるものでしかないんだし。あ、そろそろその寿命が来るよ。ああ哀しい」
という声が聞こえてきて笑ってしまいました。

生き延びるために必死になるのもペーターゼンの世界観ではただ愚かしさに突き動かされてバタバタしている卑小な人間の悪あがきでしかない。バカな判断して自滅する奴らも、「たまたま」やってたことが運に恵まれて生き残った奴らも、やってることの無意味さは同じものでしかない、っていうのがこの映画。だから感情移入できない人間がジタバタした挙げ句、最初から死んでいていいようなロクでもない奴らばかりが生き残ってしまう。
本当なら「パーフェクトストーム」「Uボート」のように、最後の最後で救命ボートも転覆して全員が海の藻屑、という展開にしたかったのでしょうが、そこだけは前作と言うかハリウッドの流儀に譲ったという感じでした。あの救援隊と思った音が無意味なものでしかなかった、というとこがペーターゼン作品としてのラストだったのかもしれません。

とにかく個人的には八方ふさがりの中で、よくこれだけ自分の流儀を曲げない作品に仕立て上げたという点で喝采を送りたいと思います。(ポセイドン・アドべンチャーのDVDが手元にある身としては、今更イミテーションを作ってもらっても有難くもなんともないわけで。)ペーターゼンの男気に敬意を表します。
クルベック [ URL ]   *edit 

2006.07.03

●クルベックさん

はじめまして!
おお~(@△@)こんなブログにこんなコメントもったいないデス…(コピペ文章であることを願うばかり…爆)

>「人間はここまで凄いものを作れるように…
  …という声が聞こえてきて笑ってしまいました。

このくだりにすごく納得です。
監督事情に詳しくないワタクシですが、制作側@裏方の奥深くまで注目して作品をみると、どんな映画でも作り手がいる限り、とても面白いモノになるのですね~(^o^)
勉強になります↓
いゆ [ URL ]   *edit 
 

Skin:Babyish
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。